この本のこと・・・

 お久しぶりです(⌒▽⌒)
続きものの更新をそっちのけにして長い休暇をとっておりました(^^ゞ皆さまはお変わりございませんか?
私もPC前に座るのは久々でございまする(^^)

 今年のお正月にひとり息子のぴPin君が、恒例のお年玉GETに親戚のおうちを巡回。
私の方も、主人の方も身内が少ないので大した労力はいりませんが、それでも年始のご挨拶をということで、一塊に集まっているところを効率よく直撃。そこで、主人の姉から1冊の本を頂いて帰ってきました(⌒▽⌒)小5年になるPinくんのことを意識してわざわざ買っておいてくださった本のようです。

e0044613_20322012.jpg・・・もし「未来」という街角で、私が君たちを呼びとめることができたなら、どんなにいいだろう。
「田中君、ちょっとうかがいますが、あなたが今歩いている二十一世紀とは、どんな世の中でしょう。」
 そのように質問して、君たちに教えてもらいたいのだが、ただ、残念にも、その「未来」という町角には、私はもういない。
                            だから・・・

 司馬良太郎さんが1989年に小学校6年生の国語教科書用に書き下ろした随筆2作品。司馬さんいわく「一遍の小説を書くよりも苦労した」と仰っただけに、あらゆる読者を想定して書かれてある文章なんだなぁ、というのが伝わってきます。
 「二十一世紀に生きる君たちへ 」は、司馬さんご自身が歩んで来られた人生の中で感じとり育んできたものごとが


 今回Pin君が手にした単行本は、野上透さんの美しい写真がたくさん差し込まれていました。
教科書では5年生、6年生でしたが、この本には全ての漢字にルビがつき、用語解説もありました。
 文章は語りかけてくるような感じで続きます。小学高学年だとサラサラと音読しやすいものですが、内容はとても高尚で、公立小学校などは児童の個人の学力差が大きくなっている高学年ですとやはりこういう内容の読み取りは得意な子とそうでない子に分かれていくように思います。
うちの子は大丈夫だろうか・・・

 今年、4月の新学期に学校から持ち帰った国語の教科書を早速に見ましたが、この本は載っていませんでした・・・来年かな?

 「人は何のために生きるのか?」
 「子どもは何をしなくてはならないのか?」という司馬遼太郎さんのテーマが全編に渡って読者に問いかけ語りかけ続けます。
 人間が生み出した科学技術の進歩と、不変の自然物としての人間の存在・・・大いに矛盾しているこの二つを大人でも上手く頭で整理できずに先送りにしがちで、日々を生きるのに精一杯ですが、この大きなテーマを子どもたちにこんなにわかり易く説明できるなんて・・・と感心しながら読みました。
 子どもだけに読ませるのはもったいない!そんな思いの1冊でした。
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by madorudo | 2007-06-20 04:16 | 家族の話・・・いろいろ
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